2023年08月14日

パーフェクトストーム

台風7号が紀伊半島に向かっています。
明日には上陸しそうです。

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( 高校野球は順延だね )


中心気圧、965hpa  強いです。
近畿地方にお住いの方々は十分ご注意ください。
早めの避難をお願いします。

毎年台風が来ると、僕は昔見た映画「パーフェクトストーム」を思い出します。
2000年の米国映画。
アメリカの北東部
マサチューセッツ州グロスターの漁港が舞台です。

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( 実話を元にした映画です )


不漁に悩む、メカジキ漁船の船長ジョージ・クルーニーが
少し遠方の漁場に足を延ばして、期待通りの大漁だったのですが、
ちょうど、北大西洋の低気圧と、ハリケーンが同時発生したとの無線が入り
急遽港に帰る途中、いろいろなアクシデントがあって
最後には、低気圧とハリケーンが合体した、猛烈な嵐
「パーフェクトストーム」の中に突入したのでした。

映画のネタばれは、書いてはいけないので、
興味のある方は映画をご覧ください。

この映画、批評家たちの評判は良くなかったのですが、
僕的には、ジョージ・クルーニーの船長が良かったです。

漁船の船長は、船主からは大漁を求められるけど、
船員の命も守らなければならない、
でも船員は不漁だと、給料が減って生活できない、、
だから、危険な賭けに出ざるを得ない。

でもでも、やっぱ命が一番大切だよね。。っていう映画です。

人間は偉そうにしてるけど、
自然の力には勝ってこないのです。

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( 1991年に起こった実際のパーフェクトストーム )



















posted by 小太郎 at 12:40| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月12日

山の日の由来

昨日は、山の日でお休みでした。

IMG_9877.JPG
( 奥秩父の山々 今年の4月の写真なので まだ雪があります )


山の日の由来は、ずいぶん前のブログでも書きましたけど、
忘れている方や、最近の読者の方も多いと思いますので、
もう一度書きますね。
( ネタがないときはこうやって昔のネタを使いまわしするのです )

もっとも、これは僕の解釈なので、
事実と異なるかもしれません。

そもそも、7月の第3月曜日が海の日として
1995年に制定されたのですが、
これが、山にとっては面白くなかったのです。


「 おい!なんだよ海の日って、山の日はないのかよ
 日本の7割は山岳なんだぞ!! 」

政府の人
「 いや、まあまあ落ち着いてください、、お気持ちはわかりますが、
 我が国は海に囲まれた海洋国家ですし。。 」


「 何言ってんだ、それはおかしいぞ、法の下の平等に反する!! 
 お前じゃ話にならん、もっと偉いやつ連れて来い! 」


そうこうしているうちに、
今度は、河が、


「おいおいおい、河を忘れちゃ困るんだけどな 」、、、と。
 
政府の人
「 いやまあ、落ち着いて、ご意見はごもっともですが、
 河は、海につながっているので、海の一部だと考えております はい 」

そうしたら、空が文句を言ってきて、


「 おいこら!空はどうなってんだよ 一番偉いのは空だろ! 」

政府の人
「 いや、あの、祝日は偉い順で決めてるわけではないのでありまして
 それに空だともうこれは我が国だけの問題ではなくて、なにしろ
 国境を越えているので、国連の決議を待たなくてはいけないのです 」

もう大混乱になってしまって、

ようやく、海の日の制定から9年後に山の日が正式に祝日として
決まったのでした。

この混乱の責任を取って
当時の第二次安倍内閣は総辞職したのでありました。


【編集部H注】
本日のブログの中で、山の日の制定された理由についての記載がありましたが、
これは、ブログの作者である当宇宙書房の店主の妄想ですので
良い子は、決して信じないようにお願いいたします 。














posted by 小太郎 at 11:25| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月10日

涙の校歌

高校野球が真っ盛りです。
いやしかし、この暑い中、大変だよね、、。

高校野球と言えば、
勝ったチームは校歌を歌えるのですが、
高知中央高校の校歌が爽やかで卒業ソングみたいだと
話題になっています。

作詞作曲は高知出身のシンガーソングライター・矢野絢子さんということですが、
慌て者でよく漢字を読み間違える僕はすっかり矢野顕子さんだと思ってしまって。
矢野顕子さんは、今年3月に亡くなった、坂本龍一さんのもとの奥さんで、
シンガーソングライター、「春咲小紅」とか、よく聴きました。

でもね、この校歌だけど、
どうも、矢野さんっぽくないよねと、
「春咲小紅」とはさ、全然違うじゃん。

ははあ、きっと校歌だから、いつものような感じだと
まずいと思って、おとなしく作ったのかな。
でも、矢野さん、高知県出身だっけ?

まてよ、なんか変だなと、、
よくよく見たら、
あれれ?

矢野顕子(やのあきこ)さんじゃなくて矢野詢子(やのじゅんこ)さんでした。
でもさ、僕でなくても間違えるよね、似てるもんね。

>なに言ってんのよ、そんな間違えあんただけでしょ!

矢野詢子.png
( こちらが、矢野詢子(やのじゅんこ)さん )


矢野顕子2.jpg
( で、こっちが矢野顕子(やのあきこ)さん 雰囲気全然違うよね )


そういえば、南こうせつさん作曲の校歌もいつだったか甲子園に流れたよね。
大分県の明豊高校の校歌「明日への旅」
作曲は南こうせつ、作詞は奥さんの育代さん。

有名アーティストの作詞作曲の校歌は結構あるんですよね。

小田和正さんの横浜創学館高校校歌「遥かな想い」とか、
レミオロメンの 山梨県立笛吹高校、とか、
つんく♂さんとか、大黒摩季さんとか、さだまさしさんとか。

でもね、僕の一押しは、
ユーミンが作詞作曲の 五島列島の長崎県立五島高校奈留分校
(現在は長崎県立奈留高校)の校歌「瞳を閉じて」です。

この効果はユーミンのラジオ番組に同校の女子生徒から奈留分校に合った
校歌を作ってほしいとの手紙が来てそれにユーミンが応えたのです。

この島の分校の生徒は卒業して長崎市内や福岡に就職してしまう人が多くて
もう、みんなに会えない、、せめて卒業の時校歌を歌って送り出したいと。
だって、今みたいにスマホなんかない時代だったし。


さすが、男気のユーミン(ごめんなさい)
早速曲を書いて送ったのです。


遠いところへ行った友達に
潮騒の音がもう一度 届くように ♬

泣けますよね、、。

これは僕の勝手な想像ですけど、
ユーミンに手紙を送った女子生徒は、
大好きな上級生がいて、でも
卒業したら彼は島を出て長崎で働くことが決まっていて、
もう、会えないかもしれない、、、。
せめて、自分の思いをのせた校歌で送ってあげたい。
今の校歌は長崎の本校の校歌で全然なじみはないし、しっくりこないし。

ということで、勇気を振り絞ってユーミンに手紙を送ったのだと、思います。

でも、残念なことに今はなぜか校歌ではなく
「愛唱歌」という位置づけになっています。
理由は良くわかりません。
これも僕の勝手な想像ですが、

教育委員会の偉い人とかが、

「 馬鹿者!こら!こんなものは、校歌にふさわしくない、
校歌はもっと質実剛健でなくてはいかん こら! 」

とか、県庁の偉い人からクレームが入ったのかもしれません。

「 勝手に校歌を作るな、担任は何やってんだこら! 」
とかね。

あくまで僕の想像ですけど。

まあね、1774年当時では斬新すぎたのかもしれません。
でも、校歌は生徒たちのためにあるので、先生方や、教育委員会や
県庁や、、大人のためにあるのではないんだよ〜ん。






        ( 荒井由実  「瞳を閉じて」 )



泣けてくるね、、、。



















posted by 小太郎 at 10:50| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする