2023年10月31日

騒ぎすぎないようにね

今日の夜はハロウィンのお祭りです。

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( 某大手スーパーの入り口に飾ってあるカボチャのお化け?
 去年も同じのを飾っていたけど 倉庫にしまってあったんだね )


テレビのニュースでアナウンサーが緊張した顔で
「 渋谷は厳戒態勢でーす 」と言っていました。

人間は厄介な動物で、時々大騒ぎして羽目を外したくなるらしいです。
何しろ人間の社会は複雑なので、そうしないとストレスが溜まって
危険なのかもしれません。
とはいっても、人に迷惑をかける様な行為は、慎みましょうね。

その点他の動物は、大騒ぎして羽目を外したりはしないみたいです。
今、話題になっているクマさんたちも、時々人と出くわして
襲ったりするけど、クマたちが集まって大騒ぎして羽目を外したりって、
聞いたことないし。

人間はいつも不安なんだと思います。
だから一人だと耐えられなくて、みんなと集まって
連帯感って言うのを感じないと、安心できないのかもしれません。

ハロウィンの起源は古代ケルト人の収穫の感謝と、悪霊を払うお祭りです。
ケルト人は、馬に引かせた戦車と鋭利な鉄の武器を持っていて、
ものすごく強くて、連戦連勝、ヨーロッパを席巻して、
ドーバー海峡も渡って紀元前400年くらいには
ブリテン島まで勢力を伸ばしたのです。

そんな強いケルト人でも、収穫の感謝と悪霊を払うお祭りをしないと
不安だったのだと思います。

人間は弱いのですが、強い人間ほどそれを自覚していて、
逆に言えば、自分が弱いことを知っている人が強い人なんじゃないかと
思うのです。

>おいおいおい、今日はいつもと違って、
 なんか、ためになる、っていうか、、いいことを言ってる、みたいな、
 ブログにしてない?
 なんだか変、熱あるんじゃないの?



う〜るさいな〜。。















posted by 小太郎 at 11:17| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月30日

渋柿の謎

ご近所から渋柿を頂いたので、
渋抜きをしました。

ヘタは残して、芯を抜いてへたの部分を焼酎につけて3日くらいたてば
甘くて美味しくなるので〜す。

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( ビニール袋をかぶせて )

残りは干し柿にしようと思いますが、干すのは気温がもっと下がってからです。

子供のころ我が家に大きな柿の木があって
お爺さんが、大切に育てていました。
子供だった僕は、毎年今頃甘くて美味しい柿をたくさん食べていました。
なので一番好きな果物は、柿です。

高校生くらいの時、父が懐石料理屋さんに連れて行ってくれた時
柿の天ぷらが出たのですが、その時僕は、、怒りました。

怒った高校生の時の僕
「 なんだよ〜 なんで柿を天ぷらにするんだよ!
 そのままのほうが美味しいのにさ、柿を馬鹿にするなよ! 」

いや、、なんというか、厄介な高校生だったのです。
まあ、それほど柿が好きだったということで。

所で、渋柿は何で渋いのかという「渋柿問題」というのがあります。
とはいっても僕が勝手に問題にしているだけですけど。

高校性の時に、、渋柿に納得がいかなかったのです。
だってさ、果実は種を鳥や動物に運んでもらうため、
甘く美味しくして、食べてもらわなければいけないのです。

渋柿ってそれに反してるよね。
何しろ柿の渋は卒倒するくらい渋いのでさすがのカラスも
食べません。

何で渋いのか、、謎です。

生物の先生に聞いても、「よく知らない」って、言って、、
スタコラと足早に去って行くのです。

「 なんだよ〜先生って言ったって、たいしたことないじゃん 」

と、生意気な高校生の僕は思ったのでした。

ということで、図書館でいろいろ調べたら、
柿の種がまだ未熟なうちは、食べられないように渋くして、
秋の種が成長したら甘くして、食べてもらうのです。
渋味の元はタンニンで、それが種を守っているのです。

今我々が食べている甘い柿は、人間が品種改良したもので
本来柿は全部渋柿なのです。

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( これは甘柿 本当は渋柿が本来の柿なので
 渋柿が「柿」で、いつも食べる甘い柿を甘柿って言うべきです )


なので、渋柿もほっておけば渋が抜けて甘くなるのです。
( タンニンが抜けるわけではないのですが )

しかーし、甘くはなるのですが、実は柔らかく、、って言うか
ぐじょぐじょになって、人間の好みに合わないのです。
でも僕のお婆さんは、そのぐじょぐじょ柿がすきでしたけど、
「熟し柿」って言ってましたけど。

しかし、鳥さんたちには大好評で種を遠くに運んでくれるのです。
何しろ鳥には歯がないので、固いものは苦手なのです。

そういうことで、高校生の時に僕は、渋柿の謎を解いたのです。

「 フフフフ、さすがは明智君だ、、よく分かったなフフフフ 」と、

高校生だった僕は、怪人二十面相に褒められた気分になったものです。




編集部注:「明智君」は二十面相の好敵手の名探偵明智小五郎 のことで、
     「フフフフ」は怪人二十面相の不敵な笑いです。























posted by 小太郎 at 13:39| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月28日

急げ新そば

秋も深まり、
いよいよ新そばの季節です。

ということで、昨日は美味しい新そばを食べに、
お酒好きで、いつも飲んだくれていてる、
でも、腕はいいオヤジがやっている近所の蕎麦屋に行きました。

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( 蕎麦屋の軒下にある レトロな昭和の電灯 
 ここのオヤジさんはそもそも昭和のレトロなオヤジだからね )


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( おなじみ 新そば の張り紙がありました〜 )


せっかくの新そばなので、注文は当然「おおもり」です。
しばらくは、つゆにつけないでそのまま食べることをお勧めします。
新そばの甘味がよく分かります。

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( 新そばのもり蕎麦 )


ちなみに、このブログでは何回も書いていますが、「おおもり」は大盛じゃなくて
 もり蕎麦の大盛のことです 大盛の盛り蕎麦だから「おおもり」です。

>同じじゃんよ。どう違うのさ。

以前、蕎麦屋さんで「おおもり」って注文したら、新米のアルバイトの女の子が

「 はい? で、なんの大盛ですか? 」

って、聞かれたことがあったけど。
これさ、「おおもり」だから分からなくなるんだよね。
例えば、ざる蕎麦の大盛は、「おおざる」です。

白戸三平のサスケに出てくる父親の忍者「大猿」と間違える人は
さすがにいないけど。。

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( 後ろにいるのが サスケのお父さんの大猿です )


ということで、昨日は美味しい新そばを食べて、
幸せな気分になりました。
あーあ、日本に生まれてよかったな〜。

帰りに、オヤジに聞いたら、
「新そばも美味しいのは今年いっぱいだな
 蕎麦は劣化が早いんだよ 」

と言いうことなので、皆様も、もたもたしていないで、
本日、今から新そばを食べに行きましょう。


少年易老蕎易劣   少年老い易く蕎麦の劣化も易し
一寸光陰不可輕   すぐに蕎麦屋に行かないと

        ↑

>おいおいおい、いい加減なこと書くなよ、、
 
少年易老學難成   少年老い易く学成り難し
一寸光陰不可輕   一寸の光陰軽んずべからず

じゃんよ。
























posted by 小太郎 at 11:42| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする