2024年05月31日

雨は好き

温帯低気圧に変わった台風1号のおかげで、
今朝は雨の音で目を覚ましてしまいました。

でも、涼しくて、いい感じです。
雨は決して嫌いではありません。
何故か、雨が降っていると心が落ち着くのです。

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雨は、子供の頃から好きでした、
少しひんやりして、外に出れないけど
「 雨だからしょうがないよね 」っていう感じが
大好きです。

、、、雨がしとしと降れば、思い出は地面にしみこむ
   黒い蝙蝠傘を差して 街を歩けぼ
   あの町は雨の中、この町も雨の中
   電信柱も、ポストも、ふるさとも雨の中
   しょうがない、雨の日はしょうがない
   しょうがない、雨の日はしょうがない、、、
   
こんな日は読みかけの本を読んでしまって、
新しく買った本を読みはじめて、
本に飽きたら、雨を眺めながら、
冷えたビールを飲むのです。

雨の日は、、いいよね。





         ( 雨が空から降れば  小室等と六文銭 )
   















posted by 小太郎 at 11:41| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月30日

桜の木の下には

この前、桃太郎電鉄に乗って、
車内の広告を見ていたら、
富士山と湖をバックに幸せそうな家族の写真がありました。

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ここは河口湖かな?キャンプしているみたいです。
桃太郎電鉄に乗って、キャンプに行こう!
って言う事だと思います。。

すっごく幸せそうなご家族ですが、、
へそ曲がりで、ひねくれていて、思慮深い?僕は
こういった、幸せそうな家族って言うのを、疑ってしまうのです。

何だか、通り一遍な幸せ、みたいな感じ。
つまり、うわべだけの幸せだと、僕は見抜くのです。

怪人二十面相
「 フフフフフ、さすがは明智君 よく見ぬいたな 」

明智小五郎
「 それくらいのトリックで騙される私ではない ハッハッハ 」

何でここで、明智小五郎が出てくるのか分かりませんけど。

えーっと、、この光景は、幸せ感が半端なくて、
それが、すごく不自然だと思うのです。
家族なんだからもっと日常感が出てないとおかしいと。

子供は、お姉ちゃんと、まだ小さい男の子かな、
お姉ちゃんに意地悪されて、泣かされて、それをお母さんが

お母さん
「 何やってのよ!もっとやさしくしなさい!お姉さんなんだから! 」

とお姉ちゃんを叱ってたら、
お父さんが、

お父さん
「 おいおい、そんなに叱ったらダメだろ せっかくのキャンプなんだから 」

お母さん
「 何言ってんのよ、あんたはいつも家にいないからそんなこと言うけど
 毎日喧嘩ばかりして大変なんだから
 たまには早く家に帰ってきて子供の相手をしてよ!!! 」

まあ、日々の暮らしってこんなもので
我々は、文句を言いながら暮らしているのです。
でもそれが幸せって言うものなんだと思います。

こういうひねくれた考え方は
中学の時に読んだ、梶井基次郎の小説の影響だと思います。

梶井基次郎の短編「 桜の木の下には 」の書き出しを読むと

以下抜粋・・・
桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
何故なぜって、
桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。
・・・・

桜があんなに綺麗に咲くわけがない、
きっと、見えない根の下に
腐敗して、ドロドロに溶けた死体があるに違いない。。

と、、梶井基次郎も思ったのです。

あんまり美しいものは信じがたい、
きっと裏に何かあるんだ、、。

美しさや、幸せはもっと、肩の力を落としたところにあって、
そんなに、ギンギンに、力入れまくりみたいな
たいそうなものじゃないと、、。

なーんだ、幸せの青い鳥は近所にいる、あの小汚い鳥だったんだ。


と、今日のブログはいつもと違って何だか教訓っぽい、
いいお話になってしまっていますが、
皆様、こういう、いいお話とかは、決して信じてはいけません。














posted by 小太郎 at 11:29| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月29日

町イタリアン

町中華って、よく言いますよね。
いつ頃からそういう呼び名がでてきたのか、
よく分かりませんが、
最近はよく耳にします。

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( 近所にある町中華 店内はもう昭和が満載です )


町中の、大衆的な、小規模の中華屋さんみたいな意味ですかね。
餃子とかを食べながら、ビールを飲んで、
友人と駄弁って、最後はチャーハンで〆る、とか、、。

安くて、美味しくて、我々の味方ですよね。
昔は、この役割はラーメン屋さんだったのですが、
今や、ラーメン店が進化して、ラーメンに特化して
なにしろ行列が出来ちゃうし。

なので、安くて、美味しくて、にぎやかで、
気軽に入れる、その役割が、街中華に移っていったのかなと
思うのです。

で、、今日のお話は町中華屋さんじゃなくて
町イタリアンのお話です。

町中にある、小さな、安くて、美味しくて
気軽に入れるイタリアン、、
町中華のイタリアンレストラン版です。

ちなみに、昔,30年くらい前はそういうお店を「イタ飯屋」って言ってたけど
いつの間にか、そう呼ばれなくなって、
パスタ屋って言うのも、今は言わないし
今は普通に「イタリアンレストラン」って言うのかな。

どうせなら、町中華に合わせて「町イタリアン」でいいんじゃない?

という事で、この前、近所にある町イタリアンに行ってきました。

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( 昔々は 喫茶店だったのですが全然お客さんが来なくて
 あっという間に閉店して そのあと今のオーナーシェフが
 居抜きで買ったのです )


テーブル席が5席しかない小さなレストランですが、
繁盛しています。

どこかでイタリアンを修行した若いシェフが始めたお店で
もうそのシェフも、今やおじさんになってしまいました。

でも、超美味しいのです。
しかも、、、安い!!

そして、このお店の一番人気は、
ハンバーグステーキです!

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( これが美味しいのです! )


なんでイタリアンなのにハンバーグなの、、、?
と思うのですが、
とにかく美味しい!!!

このお店の、ハンバーグは久しぶりに食べたのですけど、
美味しさは変わっていません。

でも、このお店、、ただ一つ問題があります。
ビールが小瓶しかないのです。。
そうなると、絶えずビールを追加注文しなくてはいけないので、
いそがしいのであります。

「あ、すいませんビールもう一本お願いします 」

「あ、すいませんビールもう一本お願いします 」

「あ、すいませんビールもう一本お願いします 」


しかも、ほかのお客さんはワインを静かに飲んでいるので、
ビールばかり飲んでいる僕は目立ってしまうし、
もうまるで、大酒呑みたいに思われるよね。。


でも、久しぶりに、、美味しかったで〜す。












posted by 小太郎 at 12:27| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする