僕もバレンタインデーに家内からチョコを貰ったので、
チョコレートのお返しをしました。
これを「必殺義理チョコ返し」と言います。
しかしこれ、日本独自の風習です。
バレンタインデーにチョコレートを贈るというアイデアで儲けた
チョコレートメーカーを見ていて、
「オレ達もやろうぜ」とお菓子組合の人達が作ったらしいです。
しかしホワイトデーって名前がダサいね。
もう少しマシな名前なかったのかな。
バレンタインデーも昔は好きな人に女性から告白できる日
という触れ込みだったのですが、今や義理チョコ、友チョコ
逆チョコとなんでもありの状態になっています。
セント・バレンタインも腰を抜かす事でしょう。
まあ、しかしチョコレート好きの僕としてはありがたい話です。
出来れば、クリスマスの翌日にクリスマスケーキの
売れ残ったやつを安売りするように、バレンタインデーと
ホワイトデーの翌日には売れ残ったチョコレートの安売りを
してほしいと思うのであります。
バレンタインデーはレヴィ・ストロースの「贈与の一撃」です。
チョコレートを貰うと、貰った側に利益が落ちるのではなく
「貰った」という負債が生じるのです。
しかしその負債を解消する為に、ホワイトデーはとても良い制度です。
ホワイトデーがある事によって1ヵ月後の応答日期日返済と言う
負債になるのです。
それによって、期日にチョコレートやその他のものを返済する事が出来ます。
しかし期日に返済するのですが、当然金利が発生します。
ですので、ホワイトデーに返済する時は、
バレンタインデーに貰ったチョコレートや他の物品より
値段の高い物を返さなければいけない事になります。
いやはや、大変です。
バレンタインデーや、ホワイトデーのように
人は言葉を使わずに、行為や表情で意思を相手に伝える事が出来ます。
もちろん言葉より詳細ではありませんが,
言葉以上にハッキリと明確に伝達が出来るかもしれません。
言葉は人間が発明したものなので不完全です。
従って言葉による誤解がよくあります。
人間関係のトラブルの多くはそうかもしれません。
誤解、説明不足、受け取り方の相違、などで
自分の思っている事が相手に伝わらなかったり
間違って伝わったりします。
もうそうなったら、なかなか言葉では関係悪化の
修復は難しいでしょう。
その場合は、言語を発明する以前の人間どうしの
意思伝達手段が有効です。
つまり態度や、表情などです。
それ以前に普段から言葉だけはなく
言葉の抑揚や、表情、態度もつかって
相手に意思を伝えるようにした方がいいでしょう。
と、ここまで書いてきたら急にチョコレートが
食べたくなったので、コンビニに行って
明治の板チョコを買ってこよーっと。
ではまた。
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