ゼミの仲間と行きました。
僕は本当にいい加減で適当で全くヤル気のない
怠惰な学生だったのですが、
先生のゼミに入って、本当の学問ってこういう事なんだ、
って事を知りました。
そして学問っていうのは、いかに孤独と向き合うかってことだと
学んだのです。
共同研究とかはあるかもしれないけど、最後は自分一人。
周囲に惑わされず、人には理解されない自分一人の思いや確信、
それとずーっと向き合って行くんだよ、と。
先生は高名な学者でしたが、
家庭的には恵まれていませんでした。
だから、お墓も先祖代々の墓に入らずに、
生前、自分で手配したお墓に入ったのです。
しかもそのお墓は、物凄く辺ぴな所にあって、
つまり、人が容易に尋ねて来れない所に建てて、
墓石にも、自分の名前は刻まないで、
ただ、「 憩 」とだけ刻んでありました。
( お墓を探すのが大変でした これじゃあ分かんないよね )
先生のお墓の前に立ったら、
「 諸君、わざわざこんな辺ぴな所に来ることは無いのだ
死んだ人間は放っておけ、
私は一人で静かにここに居たいのであーる 」
と先生に怒られたような気がしました。
けっして、徒党を組まない、人を頼らない、
自分で責任を取る、世間を気にしない、
一人で生きて、一人で死んでゆく。
まあ、全く勉強をしなかった僕ですが、
先生から学んだことは、それでした。
そうそう、
僕の結婚式に主賓で来て頂いたときの祝辞は
今でも明快に憶えています。
先生
「 小太郎君は、大器晩成型で・・・・長い目で見てあげてください・・・ 」
と、先生が仰ったら、会場は大爆笑。
おいおいおい、そこで何で、笑うんだよ〜。
でも、先生、期待を裏切って申し訳ありません、
僕はいまだに晩成していません。
年だけ取ってしまって、、お許しください。
まあ、大器だという事は間違いないのですが、、、、。
でも、念願だった、先生のお墓参りが出来て
取りあえず良かったなと、
思うのでありました。
終わってから、近くのお寿司屋さんで
昼から散々飲んだので、
今日も頭が少し痛いのであります。
( 暖簾をくぐって )
( ビールはエビス )
( 海の傍なので、サザエのつぼ焼き )
( 帰りの電車の窓から 何故かシンデレラ城が )

