2025年04月25日

ボクシング理論

最近疲れ気味です。
毎年、今の時期は何だか体が重たい感じがしますし、
心も何だか怠くなってきます。
季節の変わり目ってやつですかね。

昔から、3月の終わりから4月にかけての時期を
「木の芽時」って言います。

この時期は、寒暖の差が激しくて、自律神経系が不調になって、
それに4月は環境の変化が多いし。
入学や就職からのストレスも大きいと思います。

体が怠い、くらいならいいのですが、
問題は心の不調です。

5月危機ていうのがあって、本当の意味は
1968年のフランス、パリの5月革命の事を言うのですが、
それとは別に、大学に入って5月くらいになると、
何だか世の中が空しくなって、、落ち込んだり、
大学には行かなくなったり、辞めちゃったりする人が
結構いて、それを大学の5月危機って言っていました。

特に地方から出てきた方は、環境も違うし、友人もいないし、
それに大学は高校と全然違うし。

入学して一カ月たって、ちょうど5月の連休があって、
連休中に色々考えてしまって、
連休が明けても、体が重くて、学校に行きたくなくなって、

「 人生はむなしい、、、」なんて思って、
僕は、何をすればいいんだよ、、、と。
まさにこのブログのタイトルみたいになちゃって。

こういう時って、
どうしたらいいんだろうね。

僕は昔、ボクシング理論というのを発表したことがあります。
誰にも相手にされなかったけど。

実際僕はボクシングをやっていたこともあったのですが、
ボクサーは悩まないという事に気が付いたのです。

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( 井上尚弥に悩みはないのかな
 悩んだときが負けるときかもしれない )


ボクシングをやっている時に、
「 わー、相手強いぞ、どうしよう、えーと、先ずパンチをよけなくちゃね
あ、でも、パンチのスピードが速いし、よけられないよ〜 」

そんな事を考えていたら、ボコボコに殴られちゃうし。
つまりボクシングしているときは悩んでいる暇はないのです。
必死で戦わないと、殴られまくりだし。

だからボクシング選手は悩まない、、のです。
ってみんなに言ったら、馬鹿にされましたけど。

僕がボクシングを始めたのは、就職してからで
その時少し悩んでいたからです。
なんか体でも動かせばいいかなと思って。

でも実際、ボクシングのおかげ、かどうかは分からないけど
しばらくたって、悩みは消えました。

>あのさ、それってさボクシングのせいじゃなくてさ、
 もともと、ボケッとしてるからさ、悩みみたいな
 高級な感情はそもそも持ってないんじゃないの?

何言ってんだよ、そんなこと無いよ〜
僕だって悩みはあるんだぞ。

という事で皆様、悩みはなくなるかどうかは
保証の限りではありませんが、
ボクシングは、お勧めです、それに体重も減るし。





( フランシーヌの場合    新谷のり子 )

1968年のパリ革命の時、3月30日の日曜の朝、デモに参加していた女子学生
フランシーヌ・ルコントがシンナーをかぶって焼身自殺をしました。

彼女は少し精神を病んでいたらしいけど。

一人の人が死んでも、その日曜の朝、パリの人々はいつもの様に朝食を済ませて、
いつもの様に犬を散歩に連れて行き、
何事もない、いつものような日常を過ごすのです。



















posted by 小太郎 at 11:22| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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