最近疲れ気味です。
毎年、今の時期は何だか体が重たい感じがしますし、
心も何だか怠くなってきます。
季節の変わり目ってやつですかね。
昔から、3月の終わりから4月にかけての時期を
「木の芽時」って言います。
この時期は、寒暖の差が激しくて、自律神経系が不調になって、
それに4月は環境の変化が多いし。
入学や就職からのストレスも大きいと思います。
体が怠い、くらいならいいのですが、
問題は心の不調です。
5月危機ていうのがあって、本当の意味は
1968年のフランス、パリの5月革命の事を言うのですが、
それとは別に、大学に入って5月くらいになると、
何だか世の中が空しくなって、、落ち込んだり、
大学には行かなくなったり、辞めちゃったりする人が
結構いて、それを大学の5月危機って言っていました。
特に地方から出てきた方は、環境も違うし、友人もいないし、
それに大学は高校と全然違うし。
入学して一カ月たって、ちょうど5月の連休があって、
連休中に色々考えてしまって、
連休が明けても、体が重くて、学校に行きたくなくなって、
「 人生はむなしい、、、」なんて思って、
僕は、何をすればいいんだよ、、、と。
まさにこのブログのタイトルみたいになちゃって。
こういう時って、
どうしたらいいんだろうね。
僕は昔、ボクシング理論というのを発表したことがあります。
誰にも相手にされなかったけど。
実際僕はボクシングをやっていたこともあったのですが、
ボクサーは悩まないという事に気が付いたのです。
( 井上尚弥に悩みはないのかな
悩んだときが負けるときかもしれない )
ボクシングをやっている時に、
「 わー、相手強いぞ、どうしよう、えーと、先ずパンチをよけなくちゃね
あ、でも、パンチのスピードが速いし、よけられないよ〜 」
そんな事を考えていたら、ボコボコに殴られちゃうし。
つまりボクシングしているときは悩んでいる暇はないのです。
必死で戦わないと、殴られまくりだし。
だからボクシング選手は悩まない、、のです。
ってみんなに言ったら、馬鹿にされましたけど。
僕がボクシングを始めたのは、就職してからで
その時少し悩んでいたからです。
なんか体でも動かせばいいかなと思って。
でも実際、ボクシングのおかげ、かどうかは分からないけど
しばらくたって、悩みは消えました。
>あのさ、それってさボクシングのせいじゃなくてさ、
もともと、ボケッとしてるからさ、悩みみたいな
高級な感情はそもそも持ってないんじゃないの?
何言ってんだよ、そんなこと無いよ〜
僕だって悩みはあるんだぞ。
という事で皆様、悩みはなくなるかどうかは
保証の限りではありませんが、
ボクシングは、お勧めです、それに体重も減るし。
( フランシーヌの場合 新谷のり子 )
1968年のパリ革命の時、3月30日の日曜の朝、デモに参加していた女子学生
フランシーヌ・ルコントがシンナーをかぶって焼身自殺をしました。
彼女は少し精神を病んでいたらしいけど。
一人の人が死んでも、その日曜の朝、パリの人々はいつもの様に朝食を済ませて、
いつもの様に犬を散歩に連れて行き、
何事もない、いつものような日常を過ごすのです。