昨日は、前から見たかった映画「DitO]を
昔のガールフレンドを誘って、観に行きました.。
上映している映画館がほとんどなくて
最後のチャンスに、横浜の伊勢佐木町でやっているので
慌てて行ったのです。
( この映画館も久しぶりに行きました なつかしい〜 )
この映画公開が7月26日でしたけど
上映館がほとんどなくて、
今は、全国で5館くらいしか見ることができません。
秋田、神奈川、九州、、だけ。
まあ、自主映画だからね、仕方ないかな、
でも口コミで広がっていくと、大手の映画館でも上映してくれるけど。。
行った映画館は、「横浜シネマリン」小さな映画館です。
この映画館、超久しぶりに行きました。
そもそも伊勢佐木町は久しぶりだし。。
松屋デパートもとっくに無くなっちゃったし、、。
むかしむかし、デビュー前の「ゆず」が
松屋の前の路上でライブやってたんだけどね。
って言う話を、近所の女子高生にすると、
「 え〜、うそ! 松屋って牛丼屋さんでしょ?
そんな昔からやってたの?
それに、、ゆず って誰? 」
馬鹿言ってんじゃないよ、、、ほんと、
あーあ、、昭和は遠くなりにけり、、(涙)
お昼は、近くにある老舗蕎麦屋『利休庵』で食べました。
このお店も超久しぶりでした。
美味しかったな、、。
( おろし蕎麦を食べました〜 )
それで、「DitO]ですけど、、
妻子を日本に残して、フィリッピンで再起を目指す
中年ボクサーのお話です。
( フィリピンの街って悪くないよね って思える映画です )
映画の冒頭に、一人娘の桃子ががフィリピンに来て
ボクシングジムでトレーニングしている主人公の神山に
「 お母さん 死んだんだよ 」と一言いうのですが、
このセリフを聞いただけで、
この、神山と娘の置かれている状況が、理解できます。
映画の凄い所だね。
久しぶりに会った、父と娘が一緒に暮らし始めるのですが、
娘は帰るところがないし、父は、もうボクシングに打ち込むしかない人生だし、、
と、、二人とも自分の居場所をさがしているのです。
「DItO (ディト)」はタガログ語で、ここ=hereに近い言葉、、
意訳すると、「居場所」。
でも、「居場所」を探してもどこにもなくて
「居場所」は探す所じゃなくて、自分で作るところだと、
神山は最後に気が付くのです、、。
まあ、そんな物語です。
驚くべきことに、マニー・バッキャオも映画に出てきて!
神山に言うのです。
「 年齢はただの数字だ 」
いや、これ凄いね、僕も最近年取って老いぼれてきたけど
それも、ただの数字なんだね、と、、気を取り直しました。
この映画のメッセージは、
「 恐れるな うつむくな 拳をあげろ 」
この言葉は、この映画の監督で、主演の神山を演じた、
結城貴史の、自分への言葉だと思います。
俳優として、才能がありながら、いろんな苦労をして、
でも、時間がかかったけど、この映画の主人公の様に
ようやく試合のオファーが来た、、、。
「DotO]は、結城貴史の最初の監督作品、、、。
僕は応援しています。