標高2034メートルです。
僕の住んでいる所は海抜2.2メートル。
一気に2千メートルも下ってきました。
ちなみに標高と海抜の違いは何だろうと
ふと、疑問が浮かびました。
残念ながら僕は気象少年ではあるのですが
地理少年ではないので、よくわかりませんでした。
そこで、国土地理院のサイトで調べてみると、
海抜:東京湾の平均海面を基準とする(海抜0メートル)
標高:水準点を基準とする。
海抜0メートルを地上に固定したのが、
日本水準原点で、国会の前庭にある。
現在の日本水準原点は24.39メートルである。
と書いてありました。
つまり海抜と標高は同じという事ですね。

(日本水準原点 国土地理院ホームページより)
海抜も標高も同じ意味なので、今は主に標高を使って
海抜は使われなくなっているようです。
でも、僕の住んでいる街の様に各電信柱に
ここの地盤は海抜2.2メートル
津波注意
と書いてあるのですが
これが
ここの地盤は標高2.2メートル
津波注意
だと、実感がわかないですよね。
僕個人的にも、海抜の方が言葉の響きが好いような気がします。
海抜2000メートルって、凄いなって感じがするけど
標高2000メートルだと、ふーん、そうなんだ。
って感じになっちゃいます。
だって海抜って「海を突き抜けて」と言う意味でしょう。
迫力ありますよね。
標高は 「票」つまり目印からこれくらい高いよって意味ですよね。
なんだか、言葉に力が無いね。
山だって、海抜2000メートルって呼ばれた方が
気合が入るよね。
たんなる呼び方の違いですが
言葉は力を持っていますよね。
人間は言葉という記号を使って考え、
言葉で感情をうごかすので、
言葉は重要です。
でも、逆に言葉に支配されないように
しなくてはいけません。
人に言葉をかける時でも、
気を付けないと、言葉で相手を
傷つけてしまう事があります。
言葉は厄介です。
昔、ビールのコマーシャルで
三船敏郎が出演した
“男は黙ってサッポロビール”
と言うのがありました。
昭和45年のテレビコマーシャルです
かなり古いですね。

(サッポロビール提供)
ちなみに、個人的には世界で
一番美味しいラガービールは
サッポロラガーだと思っています。
( 通称”赤星”と言います )
でも、残念ながら業務用なので一般家庭向けには
販売していません(涙)
まあ、このポスターの言わんとしている所は
うだうだ言ってないで
ビールでも飲んでろってことです。
そうです、我々もうだうだ言わないで
ビールでも飲みましょう。