2014年10月07日

化粧と台風

昨日は、台風で大変でしたね。
幸い、我が家の近くを流れる川も
増水はしましたけど、氾濫には至らず
避難勧告も解除されました。
ついでに、我家の垂直避難も解除しました。

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( 夕方、川の近くを通ったら
  漁船が半分水に浸かっていました )

避難勧告で、近くの学校に避難した近所の
オバサンもいて、結構緊迫しました。

そのオバサンは避難する際に
お化粧をして、荷物を整えてと、
かなり時間がかかったそうです。

いや、しかし、避難所に避難するのに
お化粧をするとは。
化粧している場合ではないでしょうと思います。

でも、なんとなく気持ちは分かるような気もします。

多分、女性は生きるか死ぬかっていう時でも
化粧するのではないかなと思ったりします。
( あのー、そうじゃない人もたくさんいると思いますが )


日本においては、もともと化粧は神聖なものでした。
よくお祭りの時に化粧しますよね、
祭り化粧といいます、男の子も化粧をします。

お祭りは神様に近づく場です。
その為に化粧をするのです。
普段の人間を離れて、神に似せて化粧をするのです。

死ぬ時も、日本では化粧をしました。
男は髭をそり、女は薄化粧をして、死んでゆくのです。

日本において、化粧は特別な意味を持っています。

まあ、だから、避難するときに化粧するのもありかな。
避難するって、最悪生きるか死ぬかって時だからね。
でも、化粧より命が大事だから、その辺はほどほどに。

僕は、避難するときは缶ビールを持って行きたいな。
でも、きっと非難されると思います。

「 コラ!避難するのに缶ビールとは何事だ! 」
「 もっとまじめに避難しろ! 」

こういう人が必ずいるんですよね。

缶ビール持っていったら、なんでいけないの?
生きるか死ぬかって時だから缶ビールを持って行くんだ。
最後の時ぐらい、自分の好きにさせろよ。

まあまあ、落ち着いて。
だれも悪いなんて言わないからね。


さてと、ゆっくりビール飲みながら
中島みゆきでも聞きましょう。



化粧
      作詞・作曲・歌
      中島みゆき

♪ 化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど
せめて 今夜だけでも きれいになりたい
今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから
最後の最後に 逢いにゆくから ♪







posted by 小太郎 at 08:39| Comment(0) | 生と死 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月27日

覚悟を決めて

RIMG1631.JPG

僕の住んでいる地域は海の傍なので、
地震の時は津波の被害が予想されています。
3.11の時は潮が引いて
近くを流れている川の底が見えたらしいです。
幸い、その時は津波の被害はありませんでしたけど。

でも、震源地が近い場合はかなりの被害が予想されています。
市が作った津波のハザードマップでは、我が家のある地域は
一撃で波にのまれる事になっています。

何しろ、我が家は海まで全力疾走すれば
30秒の所にあって、海抜は2.2メートル。
僕は非常に危険な所に住んでいるのであります。

でも引っ越そうという気は更々ありません。

今の所に生まれてからずっと住んでいるので、
何と言ったらいいのか分からないのですが、
僕を今まで育ててくれたこの場所を裏切るような気がして
捨てることはとても出来ません。

津波が来たら、その時はその時と思って
覚悟を決めています。
非難するといっても海と川に囲まれているので、
逃げようがないのです。
市のシュミレーションによると
津波は河を逆流してくるそうです。

そもそも生物は37億年ほど前に
原始の海から発生したといわれています。
だったら、津波にのまれて海に引き戻されるのは
いわば故郷に帰る様なものかなと思うのです。

津波なんて、そうめったに来ないよと
思うかもしれませんが、
実際に1923年の関東大震災では、
我が家のあたりは津波にのまれています。
( 1923年 遠くに見える 焼野原 
 で覚えましょう、試験に出るかも )

という事で、僕は毎日命がけで暮らしているのです。
でも、よくよく考えると人はみんな命がけで
生きているんですよね。

人は生まれた瞬間から、余命幾ばくもないのです。
平均寿命80年としても、
生命37億年の歴史の中では、一瞬にもすぎません。

そう考えれば、どうでもいいことに悩んだり
苦しんだりしている暇はないでしょう。

余命幾ばくもないと考えれば
毎日が新鮮で、美しく楽しいです。
いったん覚悟を決めてしまえば、楽なものです。
気合も入りまくりだね。

そうなると菅原文太でしょう。

津波でもなんでも、
「 来るなら、来いや、逃げも隠れもせんけえ!! 」
“浪速恋しぐれ”の春団治なら
「 何やその辛気臭い顔は、
酒や酒や、酒買うて来い!!」

これじゃ、ただの酔っ払いだね。


訳わかんないや。



posted by 小太郎 at 09:55| Comment(0) | 生と死 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月06日

菖蒲湯と柏餅

bbb.JPG

昨日は端午の節句でした。
お風呂好きの僕は菖蒲湯につかりました。
菖蒲湯は邪気を払うといわれています。
それのお蔭かどうかわかりませんが、
風邪はめったにひかないし、
今まで、病気に罹ったこともありません。

まあ、単に鈍感なだけかもしれませんけど。

初夏の菖蒲湯、冬至のゆず湯。
日本のお風呂はいいな。

それから柏餅ですね、味噌とこしあんの二つを食べました。
美味しいですよね ♪

柏餅の柏は古来神聖な木とされています。
この木は新芽が出ないと古い葉っぱは落ちないのです。
なので、“後継ぎが絶えない”とされていて
おめでたいのです。

端午の節句をこどもの日にしたのは、
戦後になってからです。
子供に丈夫に育ってほしいとの思いからです。

近年は少子高齢化が問題となっています。
これは国家としては大きな問題です。
国家存亡の危機といってもよいでしょう。
もっと国を挙げて少子化対策をお願いしたいものです。

日本では、ひな祭りや端午の節句、七五三のお祝い
など、子供の成長を願う行事が多いですよね。
昔は、出生率は高かったのでしょうけど、
幼児死亡率が高かったので、
何とか無事に成長してほしいという
思いがあったのでしょう。

昔は生きてゆくこと自体が大変だったので
逆に命の大切さを十分認識していたのです。
何とか無事に育って、生きてほしいと願ったのです。

今の時代は、平和だし医療も発達しているので、
もちろん、それは有難いことなのですが、
でも、そうであるが故に“命の大切さ”が認識できにくく
なっているのではないかと思います。

今自分が生きてここにいる事は
なんだか、当たり前のように感じていますよね。
よく今まで生きて来られた、なんて思っている人は
ほとんどいないと思います。

まあ、いつもそんな事思っているのも大変ですので
時々思い出して命の大切さを考えるのも
いいのではないかと思います。

僕は毎日ビールを飲むときに
今日も美味しいビールが飲めるのは
生きていられるからだと、いつも感謝しています。

posted by 小太郎 at 09:14| Comment(0) | 生と死 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする