2017年09月03日

生涯一押しの本

昨日は一日雨だと思っていたら、
あれれ? お昼前から急に天気が良くなって、
爽やかな秋晴れになりました。

台風15号は、ゆっくり進んでいたのですが、
何を思い立ったのか、急に北上のスピードを
上げたみたいです。

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( 夕方の空は もう秋の空です )

おかげで、昨日は一日本を読もうと思っていたのですが、
こんないい天気の日に、
家にこもって本を読んでいる訳にも行かず、
読もうと思っていた本も
ほとんど読めませんでした(涙)


本好きの僕ですが、
生涯一押しの本と言うのがあります。
で、その本を久しぶりに読もうと思っていたのですが、、。

僕の生涯一押しの本は、
小学校5年生の時に読んだ、

エーリヒ・ケストナーの
「 飛ぶ教室 」です。

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( 岩波の ケストナー少年文学全集 )

何で一押しかというと
小学生の時にこの本をよんで、感動して、、
それから、本を好きになって、
僕を本の世界に誘ってくれた本だからです。

本は、苦しい時にも助けてくれるし、悲しい時にも慰めてくれるし
辛い時にも励ましてくれるし、
本があれば、孤独にも耐えられるし。


僕の持っている『 飛ぶ教室 』は、
岩波のケストナー少年文学全集の4巻なのですが、
この全集は対象年齢が小学校5〜6年から中学生までと
なっています。

でも、いつも思うのですけど、
本に対象年齢って変だよね。
本にさ、子供向けとか大人向けとか何であるのかな。

子供向の本って言ってるけど、大人が読んでも
十分面白くて、考えさせられる本ってたくさんあるし。

ケストナーも言ってるけど、
大人は、子供の頃の事
・・・思っていた事や、感じていた事・・・を、
忘れてしまってはいけないって。

という事で、皆様も子供の頃読んだ本
もう一度読み返すのもいいかなと思います。


読書の秋だし。









posted by 小太郎 at 09:47| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

しおりちゃん

昨日、遅くまで本を読んでいて、
眠くなったので、本を閉じて寝ようと思ったら、
「しおり」が付いてない事に気が付きました。
仕方がないので、その辺のメモ用紙を挟みましたけど。

「しおり」は枝折りと書きます。

昔、山道で迷わない様に、枝を折って目印にしたので、
本の読みかけの所に挟む奴を「しおり」と呼ぶようになったのです。

その、しおりですが、
ハードカバーなどの、値段の高い本を買うとしおり紐が付いていて、
これはとても便利です。

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しおり紐が付いていない場合は、サービスで、
長方形のしおりが付いています。
これを読みかけのページに挟んでおけます。

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で、たまに、紐も、しおりも付いていない時があります。
そういう場合は、売上カードと言う奴を代用します。
でも、これAmazonなどで買うと、ついてきますが、
本屋さんで買うと、本屋さんが抜いてしまうので
ありません。

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Amazonで買った場合でも、古本だと当然ついていません。
なので、そういう場合は、適当に何かを挟んで、
しおりの代わりにする訳です。

自宅にいる時は、問題はありませんが、
例えば電車に乗っていて、
もうすぐ駅に着くと言う場合、
本を閉じようとして、しおりがない事に気が付く。
こういう時ってよくありますよね。

あわてて、しおりの代用品を探して
十円玉とか、ティッシュペーパーとかを挟むのですが、
何しろ、とっさの事なので、
一度切符を挟んだことがありました、
当然、駅を出る時困りましたけど。

売っているしおりもあります。
昔、誕生日か何かのプレゼントで、綺麗なしおりを貰った事があります。
( たしか、ガールフレンドから貰ったと思うのですが )

薄い金属で出来ている金色の透かし彫りみたいな感じのやつでした。

こんな感じ。
  ↓

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( あしや堀萬昭堂 24金メッキ! )

でも、本を読み終わった時、挟んだままにしてしまって、
気が付いた時は、もうどの本に挟んだか分からなくなってしまいました。

「 あーあ、せっかく貰ったのにな  失くしたの 内緒にしなければ 」

それ以来、しおりには大切なものを使わない事にしています。

あ!そうだ、この前、医者に行って、待合室で本を読んでいて、
急に呼ばれたので、診察券を挟んでしまいました。


その診察券、ずーっと探しているのですが、、、、。

あーあ、あの時、何の本読んでいたんだろう。



まあ、皆さま、本でも何でも、目印は大切です。
大切な人とか、大切な事とか、やっておきたい事とかに
ちゃんと、目印をつけておきましょうね。


僕みたいに、見失わないようにね。











posted by 小太郎 at 09:37| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

本の整理

昨日の天気予報では、
関東地方南部も雪が降るかも、
と言っていましたが、
我家の方は、雪ではなくて冷たい雨が降っています。

幸い、今日は出かける用事はないので、
一日、家にいてたまった仕事をしようかなと。

古本屋としては、本の整理をね、
しなければいけないのですけど、
これが気が遠くなりそうな仕事で、
やっていると、本当に気が遠くなってしまって、
気が付いたら、本を枕に寝ていたなんてことも
しばしばです。

IMG_3246.JPG
( 棚は一杯なのであとは段ボールに詰まってるのですが、、、、 )


本の整理で一番気を付けなければいけないのは
整理しているときに、懐かしい本なんかを発見して
それを読み始めちゃって
で、結局最後まで読んじゃって、
本の整理は、中途半端で、
余計に散らかって、収拾がつかなくなる。

こういうのよくありますよね。

一番問題なのは、一応棚に納めてある本は
何とか、本のタイトルが分かるのですが、
段ボールに入っている本なんかは
開けてみるまで、判らないので大変です。

なので、整理を始める前から、
もう、すっかり、嫌になってしまうのです。



前にも、募集したことがありましたけど、
ここは、思い切ってもう一度、本を整理できる人を募集しようかな。

・・・・急募・・・・
古本屋のアルバイトです!

年令;問いません ( でも、できれば20才前後の方 )
性別:問いません ( でも、できれば女性の方 )
容姿:問いません ( でも、できれば綺麗な方 )

時給とか;ビール1本 ( つまみ付き )
勤務時間;店主の気が向いたとき
・・・・・・・・・・・・・


あーあ、こんな調子だと、
古本屋は繁盛する訳がないですよね。









posted by 小太郎 at 09:28| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする