2014年10月27日

読書週間でーす

今日から、読書週間が始まりまーす。

読書週間だから一週間で終わりかと
思っておられると思いますが、
実は10月27日から11月9までの
2週間なのです。

読書週間はもともと、大正時代に始まった図書館週間
が元になっています。
図書館週間は戦争中は中断していましたが
戦後、読書週間として復活したのです。
歴史は古いのです。
日本人は、読書好きの国民なのですね。


読書の秋と言いますが、
涼しくて、どこか物悲しいこの時期
読書には最適の季節です。

でも、最近は本を読む人が減っているようです。
一年間に一冊以上本を読む人の割合は2割程度だそうです。
いやはや。

僕は、本好きで古本屋の店主でもあるので
とても残念に思っています。
本を読むって、こんな楽しい事はないのに、
もったいないな。

でも、昔と違って娯楽が増えているし
本なんか読んでいる暇はないのかもしれません。

電車の中、とか、待ち時間とか、昼休みとか
授業中とか、、、、オッと間違えた。駄目ですよ
授業中に本読んだりしたら、こら!

とにかく、空いている時間に本を読めたのですが
今やその時間はスマホに占領されているのかも
知れません。

RIMG1794.JPG
( 24年前に読んだ本。著者は子供の頃片目を失明して、
  もう片方の目も失明すると言われ目が見えるうちに、
  本を読んでおこうと思ったという。1354冊の書評集です )

「 本なんか、つまらないし第一読むのが
  かったるいよー 」

分かります、その気持ち良くわかります。
つまらない本は、本当につまらないです。

良い本は本当に感動しますが、そうでない本は
ロクなものではありません。
くだらない本を読むことほど人生において
無駄なことはありません。

面白い本、良い本を読まなくてはいけないのです。
しかーし、これが難しいのです。

本は、読んで見なくては分からないですからね。
よく、新聞とか雑誌やネットに書評とか出ていますけど、
結構これがあてになりません。
人それぞれ感じ方が違いますからね。

僕の経験から言うと、これは面白いなと思ってよんだ本を
10冊読んでも、よかったと思う本は1冊あるかないかです。

効率悪いですよね、人生は短いのに良い本を読める機会は
きわめて少ないのです。

これは、女性にも言える事です。
美人で、明るくて、可愛くて、性格が良くて、
優しくて、頭がよく、冗談も通じて、真面目で、
料理がうまくて、献身的で、丈夫で、、、、

こんな女性に巡り合う確率は一兆分の一くらいしかありません。
しかも、人生は短い。

そう考えると、良い本に巡り合う機会の方が
圧倒的に多いと思います。

なので、皆さん本を沢山読みましょう。


これ、全然説得力がないね。


* 宇宙書房からのお知らせ。
  写真の「量書狂読」は続編「またも量書狂読」
 「ここから始まる量書狂読」と続いています。
  我が宇宙書房には「量書狂読」の第一版第一刷が
  在庫でありますが、店主に売る気が無いので
  現在販売しておりません。









posted by 小太郎 at 10:08| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする