2025年07月26日

非行少女

昨日のブログは、
今月お亡くなりになった和泉雅子さんの
追悼のブログでしたが、
ブログを書いた後、
もう一度「非行少女」を観たくなって、
amazonで観ました。

改めて観ると、やっぱ、いい映画だね。
薄情な僕ですが、泣きそうになりました。

非行少女2.jpg
( 教護院にこっそり会いに来る浜田光男 )


監督は、浦山桐郎「キューポラのある街」とか、、
いい映画を取っています。

彼は妥協のない撮影をします。
主人公が家出や、盗みや、放火(失火なんだけど)
で教護院(今の少年院のゆるいバージョン)に入るのですが、
浦山監督は、和泉雅子を本当に教護院で生活させたのでした。
すごいよね。。

劇中で主人公がビールを飲んだりタバコを吸ったりしているのですが、
和泉雅子はこの時映画の主人公と同じ15歳。

でも、浦山監督だから、ビール飲んで、タバコも本当に吸っていたと思います。
恐るべし。

でも、和泉雅子は当時日活の看板女優で清純派で売っていたのですが、
この汚れ役をよく日活が許可したなと思います。
amazonのレーティングでは+13になっていて
小学生は保護者同伴でなければ観てはいけません、
って言うレベルです。

でも、才能あふれる浦山監督は生涯10本の映画しか撮らないで、
54歳の若さでお亡くなりになりました。

この映画、ジャンギャバンが絶賛したのですが、
なんとなく、フランス映画っぽいなと、僕は思います。
何処がフランス映画なんだよ、、ていわれると思いますが、
最後の場面が、フランス映画っぽいなと。

結末をぼかす感じですよね、フランス映画って、
「非行少女」も最後の列車の場面が、
「シェルブールの雨傘」みたいでした。

>あのさ、どこがシェルブールの雨傘なのよ、
 全然違うじゃんよ。

全く分かってないよね、シェルブールの雨傘は
最後の場面、お互いに結婚していて子供までいるんだけど、
その時の何気ない会話が、、この映画のすべてなんだと思うのです、、
ちょっと気が付かないんだけどね。

「非行少女」は最後浜田光男が
もし今度会った時、お互い結婚していたとしても、
普通に話せたらいいね。。。

みたいなことを言って、終わるのです。
せつないよね。














posted by 小太郎 at 11:52| Comment(0) | 人生が空しい日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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